section01 指標
フィットネスクラブやパーソナルトレーニングは、その効果を、体重、体脂肪率、筋肉量、BMIで見ているところがほとんどです。健康診断でも重要な項目に入っていますが、これらの指標の多くは見た目の状態を示すもので、実際は身体の健康を測るには不十分ともいえ、ましてや心の状態を測ることはできません。
実際にBMIは少し高め、小太りの方が「寿命は長い」というデータもあるほどです。
zen placeのピラティス・ヨガは、フィットネスやボディメイクではなく、ウェルビーイングな状態、心と身体を一体としてより良い状態にすることを目的としています。それは、フィットネス要素の強い現代の一般的なピラティス・ヨガと異なり、よりピラティス・ヨガがつくられた本来の目的に近いものです。
心の状態には身体が、身体の状態には心が、そして脳が関係していることから、心、身体、脳を一体として、微細な部分に意識を向け、コントロールし、マインドフルな状態に導く「感じるを探す」ピラティス・ヨガレッスンをおこなっています。
しかし、ZEN PLACEが目指すウェルビーイングな状態、心と身体を一体としてより良くなっていく状態やその変化は、ご自身で感じていただくことはできても、数値で見ることは難しいと考えられていました。
そこで、ZEN PLACE は公式アプリで、これまでも「感じるを探す」ピラティス・ヨガレッスンが回を重ねるごとにどのように皆さんの心の状態に関係しているかを可視化することができる「こころログ」を自社開発、2024年1月よりコンテンツを提供しています。
そして2024年11月、ZEN PLACEは、ウェアラブル・ヘルスケアデバイスのヘルスケアデータ連携を開始しました。
これは、昨今のテクノロジーの進化により、ウェアラブル・ヘルスケアデバイスが一般的になり、自身の数字を手軽に確認できるようになったことを背景としています。
ZEN PLACEは、本当の意味での健康=ウェルビーイングな状態、心と身体を一体としてより良くなっていく状態を測るために重要視するべき指標は、安静時心拍数、心拍変動 、睡眠の質・睡眠時間の3つと考えています。
ZEN PLACEはこころログによる心の状態に加え、この3つの指標が皆さんが日々行われているピラティス・ヨガの相関を見ることができるように、iPhoneのヘルスケアとデータ連携を可能にしました。
zen place公式アプリでのストーリーボードでは、下記6種類のヘルスデータを確認することができます。
・心拍数
・安静時心拍数
・心拍変動数
・睡眠時間
・深い睡眠
・レム睡眠
※2024年11月時点ではiOSのみに対応です。
※過去7日間にデータがなかった場合は「—」表示になります。
※取得可能なデータは、お使いのウェアラブル端末によって異なります。
(確認方法はページ下部参照ください)
section02 安静時心拍数
例えば、安静時心拍数は、心と身体全体の健康を表しています。
安静時心拍数は就寝時に最も低く、低ければ低いほどよいものです。 安静時心拍数は睡眠の質に大きく影響し、低ければ睡眠の質は高くなります。
また朝の覚醒、気持ちのいい寝起き、つまりは睡眠による前日の回復に大きく影響し、低ければ疲れが残っていない状態で、気持ちのいい朝を迎えることができます。
安静時心拍数は、心に不安がある時やストレス状態であると上がってきます。
また、身体が悪い状態だと、体が血流を流して浄化しよう、回復しようと心臓をより働かせます。だから調子が悪い時は、安静時心拍数は上がるのです。
一方で、ストレスがない、もしくはストレスをうまく対処できていると低くなります。
つまり、心の状態をいい状態にして、身体の全体的な状態を改善していくと安静時心拍数は下がってきます。
また、心拍数は寿命の逆数とも言え、つまりは低ければ低いほど長生きすると言われています。
zen placeのピラティス・ヨガは、会員の皆さんがウェルビーイングな状態、心と身体を一体としてより良い状態になるためのものです。
それは、安静時心拍数を下げていけるレッスン、サービスを行なうこと。
安静時心拍数を下げることは、zen placeのピラティス・ヨガでしかできないことだとZEN PLACEは考えています。
ぜひ、ヘルスケアデバイスを利用し、ご自身の状態を知り、zen place ピラティス・ヨガを実践することでご自身の身体と心の変化を感じ、そして、数字の変化を確認ください。
zen place 公式アプリでのヘルスケアデータの確認方法
この他の「心拍変動」 「睡眠の質・睡眠時間」の指標については、下記の記事でご紹介しています。
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